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高円寺の銭湯「小杉湯」

· 取材メモ

高円寺駅から歩いて5分。宮造りの門構えに、「小杉湯」と書かれた青と白の提灯がぶら下がっている。出迎えてくれたのは、3代目の平松佑介さん。

 

平松さんとは、たぶん5年くらい前にgreenz.jpの講座で出会った。当時まだ平松さんは会社員で、「将来、実家の銭湯を継ぐんです」と話していたのが印象的だった。私の実家も自営業なので、勝手に親近感を持っていたのだ。

 

それからしばらくして、2016年に平松さんは「小杉湯」を継いだ。「小杉湯」は昭和8年創業の老舗。おじいさんの代から80年以上続き、自分もいつか継ぐだろうと子どものときから思っていたそうだ。そして会社員時代に培った営業力とコンサルティングをいかして、銭湯の新しい可能性を発信している。その甲斐あって、利用客は年々増えているという。それも、20〜30代の若者が全体の3割を占めるとか。

 

東京の銭湯は、かつてピーク時には2万6000軒もあったそうだ。それから50年が経った今では約560軒が残っている。そんな「斜陽産業」だと思っていた銭湯を、お客さんたちが再定義してくれたのだそう。たとえば夜遅くまで仕事をした後、リフレッシュしに来る人。ランニングの後に汗を流しに来る人。たまたま居合わせた地域のおばちゃんたちとの交流を楽しむ人。そんな人たちに「小杉湯に助けられました」と感謝され、「銭湯には今の時代に合った新しい可能性があるらしい」と確信した平松さんは、「銭湯ぐらし」というプロジェクトを始める。

 

おっと、熱くなってつい原稿と同じような内容を書いてしまった。とにかく平松さんのお話はとてもおもしろくて、わくわくして、「小杉湯」の未来がますます楽しみになった。これから銭湯の隣にソーシャルランドリー(コインランドリー付きカフェ・バー)&シェアオフィス&レンタルスペースを建設するらしい。完成を心待ちにしています。

 

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